Rebroの画面構成

①クイックアクセスツールバー
使用頻度が高いコマンドを選んで自由にカスタマイズすることが可能です。位置はリボンの上下/左右が選択できます。

②リボン
作業目的や流れに沿ってコマンドが整理され状況に応じて自動的に切り替わります。

③ビュー
断面図や詳細図などはビューを用紙上に貼り付けて作成します。ビューは3Dモデルを表示する窓に相当します。

④パネル
プロパティ、レイヤー、系統管理、干渉検査、ライブラリ、検索、シミュレーション、HVACメジャー、ズーム画面、メッセージ、進捗管理、図面マーカー、部屋諸元の各種パネルを表示します。

⑤レイアウト
レブロのレイアウトは図面用紙一枚に相当します。1ファイルで整合性のとれた、複数の図面を登録できます。

⑥コンテキストメニュー
右クリックで状況に応じたコマンド選択が可能です。
作図している手元で作業を行えます。

⑦確認モード
系統管理、フロア、部屋、カスタムプロパティ、ゾーン、盤の管理範囲、防火・防煙区画の属性、進捗管理の項目を色別化します。

 

基本操作のご紹介

レブロの画面まわりの説明、ハンドル、プロパティなどの機能を動画でご紹介します。

 

ハンドル操作

ハンドル機能により、コマンドを起動することなくダイレクトな編集が可能です。
移動や回転、ルート作図、図形の変形など、ハンドルをクリックするだけで簡単に編集できます。

 

 

アラウンドビュー

選択した部材を別ウィンドウであらゆる方向から確認できる作図補助機能です。 アラウンドビュー内で行った作図や編集の結果はリアルタイムでモデルに反映します。アラウンドビューは表示状態をそのまま印刷したり、図面に貼り付けや画像として保存も可能です。

動画は音声が流れます

 

3Dモデルデータ(平断面連動)

一つのモデルデータから平面図や断面図などの各種図面を生成できます。平面・断面の整合性を常に確保した作図編集を行うことが可能です。一つの図面に修正を加えることで関連する図面が一括で変更され、リアルタイムに編集できます。任意角度から断面図を作成した場合も矛盾のない図面表現を実現します。

平面と断面の整合性の確保

一つの図面の修正は、断面図など関連するデータと連動し一括で反映します。

任意角度の断面表示

 

レイヤー

「汎用」「建築」「設備」の分類を設け、コマンドに応じて自動で振り分けられます。自動の分類とは別に、独自にグループ分けすることも可能です。取り合いを調整した統合図から、レイヤーの表示/非表示により必要な図面(配管図・ダクト図・電気図)を作成できます。

動画は音声が流れます

 
図面ごとの色分け

レイアウト(図面)単位で色、太さ、線種の変更が可能です。
任意の配管やスリーブだけを着色、他の設備はグレーに設定し、図面を強調します。

レイヤーのON/OFFの状態を登録

各レイヤーの表示、検索、印刷、塗り、レイアウト/ビュー用のデザインの状態を登録ができ、即座に切り替えできます。

作図時に使用するレイヤーを設定

レイヤーの初期値を図面単位で設定可能です。
現場ごとのレイヤールールをテンプレートとして配布・作図でき、別の図面へ容易に引き継ぐことができます。

 

外部参照

外部参照先の表現を維持し、表示・非表示を設定できます。

外部参照先の表現の取得

図面を外部参照で統合する際に、参照図面先のビューでの表現を維持する読み込み方法を選択できます。

  1. 参照先でクリップされていても、参照元でさらにクリップすることが可能です。
  2. レイヤーの表示/非表示の状態を維持して読み込めます。
  3. レイヤーのレイアウト/ビュー用デザインの色、線種も維持して読み込めます。
  4. 参照先で非表示にしていた要素を、CGで非表示にできます。

外部参照グループの事前設定

外部参照のグループに対し、事前に表示・非表示を設定できます。後から追加した参照図面にも設定を反映させることが可能です。また、設定ファイルを保存/読み込むことで、別の図面に設定を受け渡すことができます。

各フロアや空調・電気・衛生などの工事種別毎に作成した図面ファイルを参照し、統合モデルとして扱うことが可能です。
干渉検査や断面図生成、拾い集計にも対応しています。参照ファイルと統合し、1ファイルで受け渡しができます。

動画は音声が流れます

同じファイル名の複数参照にも対応しています。
基準階の図面高さを変更する事で複数フロアに表示できます。

 

参照先のビューを指定して、レイヤーの表示/非表示などビューの表現を維持して取り込みが可能です。

 

外部参照機能を強化しました。

IFCファイルを外部参照可能です。
読み込み時にキャッシュデータを作成し、同じPCでは2回目の変換処理が省略されます。

動画は音声が流れます

IFCファイルを外部参照で読み込み

読み込む要素の絞り込み、レイヤー、形状・系統などの設定が行なえます。

図面を回転して読み込み

IFCファイル・Rebro図面ともに、回転して読み込むことができます。

 

ビュー

赤い枠はモデル空間を覗く窓の役割です。視点方向(平面・正面)や、縮尺、レイヤーの表示を変えて表示できます。

1つの図面上に、複数のビューを表示可能です。四角形以外の形状にも対応しています。

 

クリップ

モデルから表示する範囲を指定する機能です。モデル全体からワンフロアのみの表示や、シャフト部分を縦方向のみ切り出すことが可能です。

 

 

テンプレート

テンプレートを共有することで図面の見栄えを維持し、複数人作業での不整合を防ぎます。

各種設定を図面単位に変更

図面表現や作図設定を図面単位で設定

作図レイヤーの初期値

レイヤーの初期値を図面に保持させ、現場ごとのレイヤールールをテンプレートとして配布・ 作図可能

開いている図面のレイヤー初期値は、リボンの[レイヤー初期値]から変更できます。