Q. [スリーブの自動挿入]で干渉している箇所にスリーブが入らない
A1. 指定したスリーブサイズが対象からはみ出る
A2. 自動挿入する対象から外れている
A3. 干渉検査で除外リストに入れている
A4. スリーブが非表示になっている
▼A1 指定したスリーブサイズが対象からはみ出る
ルートが躯体をかすめる時やルートが躯体に納まっていても設定したスリーブサイズが取れない時、干渉箇所であってもスリーブは入りません。
▼A2 自動挿入する対象から外れている
[スリーブの自動挿入]コマンドで[開始する]の横の[▼]をクリックします。スリーブを自動挿入する対象の絞り込みと、スリーブの種類を設定します。対象から外れていたり、種類が設定されていないとスリーブは入りません。自動挿入する対象を確認し、挿入する躯体のチェックを入れます。ドロップダウンで挿入するスリーブの種類を選択します。
ここで選択した内容はスリーブの名称記入、スリーブリストの出力でも使用されます。
▼A3 干渉検査で除外リストに入れている
[干渉検査]コマンドで[除外リスト]に入れた箇所は自動挿入の対象から外れます。除外リストから干渉項目を選択し、[戻す]をクリックします。
▼A4 スリーブが非表示になっている
スリーブが非表示になっていると[スリーブの自動挿入]コマンドを行ってもスリーブは表示されません。
[レイヤー一覧]でスリーブのレイヤーを「表示」に変更してください。
POINT
[スリーブの自動挿入]コマンドでスリーブが入る対象要素・配管・冷媒管・配管(ベンド配管)・ダクト・換気用配管
・スパイラルダクト・フレキシブルダクト・短管(外フランジ)
・ケーブルラック・レースウェイ・ケーブルダクト
・バスダクト・電線管・ケーブル