Q. コピーした要素が表示されない
A1. [クリップ]の設定を確認します
A2. 貼り付け時のレイヤーを確認します
A3. 要素を貼り付けるフロアを指定します
A4. レイヤーの表示/非表示を確認します
コピーした要素の貼り付け時に、貼り付け先のビューの[クリップ]の設定や貼り付け時のレイヤーの設定によって要素が貼り付けできない場合や、貼り付けても表示されない場合があります。
▼A1 [クリップ]の設定を確認します
クリップは設定された範囲内の要素を表示します。表示されない場合は貼り付ける要素がクリップの外にあるため、クリップの範囲を確認します。ビュー名横の[▼]‐[クリップ]‐[クリップ外の一時表示]をオンにすると、クリップ外の要素を一時的に表示できます。また、ビュー専用の要素が表示されない場合はクリップの対象を変更します。
・クリップの範囲を確認する
貼り付け先のビューのビュー名横の[▼]‐[クリップ]‐[クリップの編集]をクリックします。
※[クリップの編集]がクリックできない場合、クリップが設定されていません。A2以降をご確認ください。
補足説明
クリップ自体が不要な場合は、[クリップの解除]で解除します。
クリップの高さと範囲を確認できます。編集する場合は、高さや範囲を調整します。
またはコピーする要素の高さを変更します。
補足説明
[表現]パネルの[上面/下面に接する部材を表示する]のチェックのオン/オフで、クリップ範囲の上面/下面に接する位置に配置された機器や躯体の表示/非表示を指定できます。
クリップの範囲内に要素を貼り付けると、表示されます。
補足説明
要素を貼り付ける高さを変更する場合は、[貼り付け]時の[高さ]パネルで変更します。
複写時と貼り付け時の高さの指定については、FAQ「通り芯の交点を基準にして、他のフロアの同じ位置に要素をコピーして貼り付けたい」をご確認ください。
・クリップの対象を変更する(ビュー専用/平面ビュー共通の文字や寸法線などが表示されない場合)
貼り付け先のビューのビュー名横の[▼]‐[クリップ]‐[クリップの編集]をクリックします。
チェックを外すと、クリップの範囲に関係なくビュー専用/平面ビュー共通要素を表示します。
[ビュー専用を含める]のチェックを入れた場合、ビュー専用/平面ビュー共通要素にもクリップ範囲が適用されるため、範囲外の要素は表示されません。
※「ビュー専用」については、FAQ「「ビュー専用」「ビュー共通」「平面ビュー共通」の違いは何か」をご確認ください。
▼A2 貼り付け時のレイヤーを確認します
「設備要素が配置できるレイヤーを選んでください。」とメッセージに表示される場合、貼り付け時に配置ができないレイヤーが選択されています。
※「配管」や「ダクト」などの設備要素は、用途の属性を持たない[汎用]や[建築]などのレイヤーに貼り付けできません。
▼A3 要素を貼り付けるフロアを指定します
「非表示のフロアに要素が配置されました。」のメッセージが表示される場合、[フロアの表示/非表示]で非表示のフロアが貼り付けるフロアに指定されています。
要素を貼り付けるフロアを指定します。[貼り付け]時の[高さ]パネルで変更します。
補足説明
要素を貼り付けるビューの[フロアの表示/非表示]は、ビュー名横の[▼]‐[フロアの表示/非表示]で設定できます。
チェックを入れたフロアの要素が表示されます。
▼A4 レイヤーの表示/非表示を確認します
「非表示のレイヤーに要素が配置されました。」のメッセージが表示される場合、貼り付け時に指定したレイヤーが非表示に設定されています。
補足説明
貼り付ける要素のレイヤーを変更する場合は、[貼り付け]時の[レイヤー]パネルで変更します。
補足説明
貼り付ける要素のレイヤーとフロアが両方非表示の場合は「非表示のレイヤー・フロアに要素が配置されました。」のメッセージが表示されます。
A3とA4の対処法をそれぞれ行ってください。
補足説明
「登録されていない中国版の部材が含まれています。」などの他言語に対するメッセージが表示されて要素が貼り付けられない場合は、部材パックの登録が必要になります。
登録方法については、FAQ「中国版/英語版の材料や部材が使用されている、などの他言語に対するメッセージが表示される」をご確認ください。