Q. スリーブリストを作成したい

A. スリーブのナンバリングを行い、リストを出力します

スリーブリストを作成する場合、スリーブに[ナンバリング]で番号を設定し、[スリーブリストの保存]でExcelを出力します。

 

スリーブに番号を設定します。[スリーブ・インサート]タブ-[ナンバリング]を選択します。

 

[ナンバー]で、開始番号を選択、または入力します。[ナンバーを連番にする]にチェックを入れます。

 

補足説明

[ナンバーを連番にする]:
チェックを入れると、スリーブを複数選択した時、連番で番号を設定します。
チェックを外すと、すべて同じ番号が設定されます。
[ナンバーを上書きする]:
チェックを入れると、一度番号を設定したスリーブを再度選択した時、新しい番号を設定し直します。
チェックを外すと、番号が設定されていないスリーブにのみ番号が設定されます。
[接頭語][接尾語]:
番号の前後に付加する文字列を指定します。

 

ナンバリングをするスリーブを選択し、Enterで[確定]します。

 

補足説明

スリーブのナンバリングをリセットしたい場合は、ナンバーに「0」を設定して上書きします。詳しい操作方法はFAQ「スリーブ、桝のナンバリングをリセットしたい」をご参照ください。

 

スリーブリストを作成します。[スリーブ・インサート]タブ-[スリーブリスト]を選択します。

 

リストを作成する対象を選択し、[開始する]をクリックします。

 

補足説明

「図面全体を拾う」:図面内のすべてのスリーブ(非表示レイヤーも含む)をリストに表示します。
「選択要素の範囲内で拾う」:選択したスリーブのみをリストに表示します。

[外部参照ファイルを含む]にチェックを入れると、外部参照ファイルに作図されているスリーブもリストに表示します。
※リストに表示される「高さ」は、外部参照元図面での値が表示されます。
※躯体やルートが外部参照図面で、スリーブを参照元の図面で作図し、参照元の図面でスリーブのナンバリングを出力する場合、チェックを外しても、外部参照図面のルートの種別、用途、梁の梁番号はリストに表示されます。

 

リストの保存先を指定し、[保存]をクリックします。スリーブリストが出力されます。

 

補足説明

スリーブリストの各項目の内容は下記の通りです。

  • ナンバー:スリーブのプロパティ項目[サイズとルート]-[ナンバー(書式付き)]の内容が記入されます。
         [ナンバー(書式付き)]については下記の補足説明をご確認ください。
         ナンバリングされていないスリーブは「0」として表示されます。
  • 種類:スリーブの種類です。ボイド、実管、ツバ付実管、鉄骨スリーブ、箱入れ、実管(ダクト用)のいずれかが入ります。
  • サイズ:スリーブのサイズです。
  • 長さ:スリーブの長さです。鉄骨スリーブはこの欄が空白になります。
  • 位置:スリーブの中心位置です。通り芯が設定されていれば、一番近い通り芯からの相対位置が表示されます。
       通り芯を作図していない図面では原点からの距離が表示されます。
  • 高さ:スリーブの基準位置の高さです。(スリーブの基準位置は端部の中心です。)
  • 種別:スリーブを貫通するルートの種別です。
  • 用途:スリーブを貫通するルートの用途です。
  • 梁番号:スリーブを挿入している梁の梁番号と枝番です。

 

補足説明

[ナンバー(書式付き)]は、[ナンバリング]で設定した番号に対して[設定]-[一般]タブ-[サイズ・名称記入]-[記入内容]の[スリーブ]タブ-[ナンバーの設定]で設定した内容が反映します。
初期値では、接頭語に「No.」が設定されています。

[ナンバー(接頭語)][ナンバー(接尾語)]にチェックを入れると、[ナンバリング]で設定した「接頭語」「接尾語」を番号の前後に表示します。
「接頭語」「接尾語」に値を入力すると、[ナンバー(接頭語)][ナンバー(接尾語)]のさらに前後に入力した値が表示されます。

 

 

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