三菱電機株式会社の空調・換気機器設備設計支援アプリケーション「MEL-BIM(空調・換気)」と連携し、「空調機器の自動配置」「冷媒配管の自動選定」ができます。
「空調機器の自動配置」では、フロア、部屋に対し、MEL-BIM(空調・換気)で指定された三菱電機製の空調機・換気の機器の型番を自動配置することができます。
「冷媒配管の自動選定」では、レブロで作図した冷媒ルートに対し、MEL-BIMで冷媒サイズ計算を行い、計算結果をレブロの冷媒ルートに反映することができます。
フロー
セットアップ
- レブロの[アドイン]タブで[新しい機能の追加]をクリックし、「MEL-BIM連携」をインストールします。
「空調機器の自動配置」について
レブロ → MEL-BIM
- 追加したアドインから[MEL-BIM(空調・換気)に出力]で[機器配置]を選択します。「開始する」をクリックすると、レブロで作図した部屋要素の属性情報から、Excelファイル(*.xlsm)が作成されます。
- MEL-BIMで、レブロから出力したExcelファイルを読み込み、部屋ごとに配置する機器を選定します。
- 機器の選定後、部屋情報に対して機器情報が付加されたExcelファイル(*.xlsm)が作成されます。
MEL-BIM → レブロ
- 三菱電機製のメーカー提供部材をダウンロードし、レブロに読み込みます。
- レブロのアドイン[MEL-BIM(空調・換気)からの読み込み]で[機器配置]を選択します。「開始する」をクリックし、MEL-BIMから出力したExcelファイル(*.xlsm)を開きます。
- コマンドの画面では、各フロア、部屋ごとの機器の系統、型番、台数が表示され、画面に従い[OK]すると機器が図面上に自動配置されます。
「冷媒配管の自動選定」について
レブロ → MEL-BIM
- 追加したアドインから[MEL-BIM(空調・換気)に出力]で[冷媒配管]を選択します。「開始する」をクリックすると、レブロで作図した冷媒ルートや機器の属性情報から、Excelファイル(*.xlsm)が作成されます。
- MEL-BIMで、レブロから出力したExcelファイルを読み込み、冷媒サイズの計算をします。
- 冷媒サイズの計算後、冷媒情報に対して機器情報が付加されたExcelファイル(*.xlsm)が作成されます。
MEL-BIM → レブロ
- レブロのアドイン[MEL-BIM(空調・換気)からの読み込み]で[冷媒配管]を選択します。「開始する」をクリックし、MEL-BIMから出力したExcelファイル(*.xlsm)を開きます。
- MEL-BIMで計算した結果が、図面上の冷媒ルートに反映されます。
システム要件
- Rebro® 2021(Rev.10)以降
※Rebro® 2021(Rev.10)以前のバージョンをご使用のお客様は、サポートまでお問い合わせください。
- Rebro® 2025以降
※「冷媒配管の自動選定」はRebro® 2025以降
注意事項
MEL-BIMは三菱電機株式会社の登録商標です。MEL-BIMについて詳しくはこちらをご覧ください。