動画は音声が流れます
角ダクトの作図、加工方法、CAMリンク（「FAirCAM」連携）を動画にてご紹介します。
1.施工図の作図
2.定尺の編集
3.加工方法の設定
4.帳票の作成
5.「FAirCAM」にリンク
ダクト製作のワークフロー
施工図の作図
角ダクト材料、定尺長さ、板厚
角ダクトの材料として、「亜鉛鉄板」「ステンレス鋼板」「ガルバリウム鋼板」「塩ビライニング鋼板」の「アングルフランジ工法」「共板フランジ工法」が選択できます。材料サブセットで角ダクトの長辺寸法ごとに「定尺長さ」「板厚」が設定できます。
角ダクト部材の作図
角ダクト部材としてエルボ、S管など44種を登録しています。曲率、内半径、外半径、直部長さを指定して作図できます。
角ダクトのルート作図
ダクト材料、サイズを選択してルート作図します。分岐点の局部部材の種類、形状が選択できます。
ダクト作図、加工コマンド
ダクト作図、角ダクト加工のコマンドをリボン、コンテキストメニューから選択して作図できます。
定尺の編集
定尺割り
「材料サブセット」で設定した「定尺長さ」で系統ごとの割り直しが行えます。
部分的な長さ指定の「手動割り」「長さ変更」「結合」コマンドを使用して定尺の編集を行います。
作図規則
ダクトの作図規則が設定できます。「最短長さ」、枝取り出しの「開口のチェック」で問題がある場合、×マークが図面上に表示されます。
ハンドルでフランジ位置の調整
枝取り出しでフランジと重なる箇所や、梁下からフランジ位置を移動する場合、選択した要素のハンドルからフランジ位置の移動が行えます。
定尺の割り直し
部分的に定尺で割り直す場合、選択した要素の範囲で「定尺の割り直し」が行えます。
直管付きエルボに変換
定尺割りで短い直管が余った場合、「エルボ」「S管」「ホッパー」「タイコ」「梁巻き」と結合して、直管付に変更することができます。
ホッパー、S管、エルボの分割、結合
補強が必要なサイズの「ホッパー」「S管」「エルボ」に対しては、分割して部材を分けることがでます。分割した部材を結合することもできます。
加工方法の設定
加工方法の設定
施工図の作図時には付与していない、加工方法の属性を「用途」「材料」「仕様」「工法」「サイズ」ごとに、「板厚」「はぜ」「補強リブ」「シール」「横・縦補強」の加工方法が設定できます。
加工方法の変更
図面単位の設定とは別に、要素の接続単位での「工法」「はぜ」「補強リブ」「シール」「横・縦補強」加工方法の設定も行えます。
また、枝取り出しの開口箇所の余長の設定を横、縦で設定可能です。
帳票の作成
サイズ記入、寸法線の作図
寸法線記入時に角ダクトを指定した時の「W×H表記」や、要素、サイズ、高さのサイズ記入、実長の長さ記入が行えます。
発注管理番号の作成
カスタムプロパティで「発注番号」を入力すると、発注単位での管理が行えます。
カスタムプロパティの値は、系統管理で色分けして確認することができ、データリンク出力して、エクセルで管理することも可能です。
ナンバリング
角ダクトの帳票出力するために、ナンバリングを行います。系統ごと、発注ごとなどの単位でナンバリングできます。
同じ形状の部材に対し、同じ番号を振ることもできます。
開口の拡張
開口の拡張の設定で、開口部の切断寸法の拡張(プラス値)、または現場調整用の余長(マイナス値)が設定できます。
単品図
エルボ部材などの左右、天地の向きは、図面の向きに合わせて出力されます。
開口の出力方法が設定できます。
背面図の表現
三角法…背面から見た形状で表現されます。地側が上部に表示されます。
透過法…正面から透かして見た形状で表現されます。地側が下部に表示されます。
直管リスト
角ダクトの直管を帳票出力できます。直管は定尺か非定尺かでグループ分けできます。
帳票はユーザーカスタマイズできます。ナンバリングした番号ごとに出力するか、ダクトサイズごとに数量をまとめるか設定できます。
フランジ・補強・平鉄リスト
アングルフランジ工法の角ダクト直管で使用する、フランジ、補強フランジ、平鉄を帳票出力できます。
帳票はユーザーカスタマイズできます。ナンバリングした番号ごとに出力するか、ダクトサイズごとに数量をまとめるか設定できます。
ファブリケーション
CAMリンク（「FAirCAM」連携）
レブロで作図した角ダクトの情報を株式会社フカガワ製の「FAirCAM」とCAMリンク連携でデータを受け渡し、CAM側でネスティング、プラズマ・レーザー切断できます。
エルボ部材などの左右、天地の向きは、レブロで作図した図面の向きに合わせてCAMに受け渡しできます。
※ダクト加工の専用機能は、月額レンタル版ではご利用いただけません。
