Autodesk University Japan 2016 展示会レポート
「Autodesk University Japan 2016」開催
2016年9月8日(木)に、オートデスク株式会社主催の『Autodesk University Japan 2016』(以下、AUJ2016)が、 ザ・プリンスパークタワー東京(東京・港区)で開催され、当社も協賛出展いたしました。
出展ブースではRevit連携のデモ
当日は、テクニカルフォーラムにて当社取締役 開発部部長の小倉が「BCFを使った情報共有とレブロの新機能開発」をテーマに、これまでのレブロの歩みと今後の開発について講演いたしました。
中にはレブロの導入をご検討いただいていらっしゃるお客様もお越しいただき、実機を使ったデモをご覧いただきました。
BIMについての講演
当日は、展示会のほか、50を超えるセッションが開催されており、BIMについてのセッションも開催されておりました。
『LIXILが進めるBIM対応ついて』
講演では、同社のBIM対応に向けたこれまでの取り組みと自社製品のデータ提供にあたっての 社内体制やBIMデータ作成フローの紹介がありました。 BIMデータ作成フローにおいては、Revitとレブロを同列に図示してご紹介いただきました。
BIMデータの作成については、実際には見えなくなる部分のモデルを簡略化することにより データの軽量化を図り、機器に保持させる属性情報は、ユーザーの利用を見据えた検討と 仕分けを丁寧かつ詳細に行われ様子がうかがえました。
具体例の紹介では、建築をRevit、設備をレブロで作成したアパート物件のモデルデータをもとに、 同社のBIM活用事例を紹介していただきました。建築モデルと設備モデルを統合することで、 オーナー様に実際のイメージに沿った提案ができ、設置する器具を変更することで 複数パターンの選択肢をわかりやすく提案できるなど、BIM活用のメリットを実例で紹介されていました。
また、まとめ部分でレブロリンク2016について触れていただき、同社がRevitとレブロの機器データをそれぞれ提供していることにより、 レブロリンクでのデータ連携時に、Revitのファミリとレブロの機器がマッピングできるため、Revitの属性情報をレブロに継承でき、 スムーズなデータ運用と情報管理が可能とのメリットを紹介していただきました。