Q. ルート作図ができない
A1. [座標補正]の長さピッチを小さくします
A2. レイヤーを「表示」に変更します
A3. 高さをクリップ表示範囲内に変更します
A4. [フロアの表示/非表示]をレイヤー区分ごとに設定します
[ルート作図]で、ルートが表示されない場合の対応方法を説明します。
▼A1 [座標補正]の長さピッチを小さくします
画面の表示範囲に対して[座標補正]の[ピッチ]の値が大きすぎると、ルートが表示されません。ピッチの値を小さい値に変更すると、ルートが表示されます。
▼A2 レイヤーを「表示」に変更します
作図するレイアウト又は、ビューで、ルート作図で選択しているレイヤーが非表示になっていると表示されません。
[レイヤー一覧]でルート作図に使用しているレイヤーを、「表示」に変更します。
▼A3 高さをクリップ表示範囲内に変更します
作図するルートがビューに設定されたクリップの範囲外を指定していると、ラバーは表示されますがルートは表示されません。
例えば、平面ビューに4FLの天井から5FLの天井までの範囲を表示するクリップを設定している場合、ルートの高さを「1FL-1050㎜」で作図をすると、クリップ範囲外になるため、ルートは表示されません。
リボンまたはコンテキストメニューで高さをクリップの表示範囲内に切り替えると、ルートが表示されます。
高さを「5FL-1050㎜」に変更します。
▼A4 [フロアの表示/非表示]をレイヤー区分ごとに設定します
例 4FL天井配管図に5FLの床下配管を作図します。
[フロアの表示/非表示]はビューまたはレイアウトごとに、どのフロアを表示するかを指定できます。
レイアウトを右クリックし、コンテキストメニューの[フロアの表示/非表示]、またはビュー名の横の[▼]をクリックし、[フロアの表示/非表示]を選択します。
[フロアの表示/非表示]でレイヤー区分ごとに表示させたいフロアにチェックを入れます。
POINT
同一の階層内で、レイヤーの区分またはグループの表示/非表示が混在していると、フロアのチェック欄が「■」で表示されます。
レイヤー一覧の「フロア」で、レイヤー単位での[フロアの表示/非表示]の設定ができます。表示するフロアにチェックを入れます。