Q. 配管同士の離れ距離が確保できているかを確認したい

A. [干渉検査]の[離隔]で距離を設定します

干渉検査の[離隔]で、設定した離隔距離が確保できているかを確認できます。

 

[干渉検査]パネルの[▼]をクリックし、[検査ルート]タブで、検査を行うルートの種類にチェックを入れます。

 

[離隔]タブをクリックし、離隔距離を検査するルートと要素の種類にチェックを入れて確保する距離を入力します。

 

干渉検査、離隔距離を検査する範囲を選択します。
ここでは「選択要素のみ検査する」を選択し、検査する要素を指定します。
[開始する]をクリックすると、干渉検査と離隔距離の検査を実行します。

 

[干渉検査]パネルに干渉個所、離隔距離が確保できていない箇所(離隔不足)がリストアップされ、図面上にはリスト内の番号を示すバルーンが表示されます。
干渉個所、離隔不足でバルーンの色が異なります。

リストの[内容]で「離隔不足」と表示されている行をクリックすると、図面上で該当する番号と要素が赤色で表示されます。


配管を移動し、離隔距離が確保された場合、[干渉検査]パネルから離隔不足の行が消え、図面上のバルーンも消えます。

 

補足説明

離隔は、要素を内包する最小の直方体からの距離で計算し、この距離内に他の要素(を内包する直方体)がある場合、離隔不足と判定されます。
ただし、検査する要素同士が平面的に近接していても、高さ方向に距離がある場合は離隔不足とはなりません。

 

補足説明

配管、ダクトのプロパティ[保温]-[保温の表示]が「非表示」の場合、図面上に保温は表示されませんが、[干渉検査]パネルの[▼]をクリックし、[検査ルート]タブの[検査ルートの保温厚を検査する]にチェックを入れて実行した場合、配管、ダクトの保温厚を反映して離隔距離を検査します。

 

 

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