Rebro2020SP1でのルーズフランジ仕様変更についてのお知らせ(Rev.1にて修正対応)

Rebro2020SP1(Rev.1)での対応について (2020.6.3更新)
Rebro2020の設定値のままでフレア加工できるように、[設定]-[一般]-[配管加工]-[加工代]-「管材によらず厚みを一定とする」のチェックを追加し、実長を求める際に、管厚の値を考慮するかを選択できるようにしました。
初期値はオンで、Rebro2020と同様の設定になります。
図面のフランジ形状はチェックによって変わりません。
設定を変更してサイズ記入を変更する場合、配管を選択し、コンテキストメニューより「設定内容を参照して更新」を実行してください。

Rebro2020SP1(以下SP1)へのアップデートに伴い、ルーズフランジの仕様を変更いたしました。

図1に示す配管加工の加工代L寸は、フランジ厚+管の厚み+折り返し長さで設定しております。

これはRebro2020でも、SP1でも同じ考え方です。

Rebro2020までは、管の厚みが固定値(配管用炭素鋼鋼管(白)の厚み)でしたが、SP1で実際に作図した管の厚みになるように仕様を変更しております。

 

SP1にアップデートした場合でも、加工代Lの設定値はRebro2020のまま維持されます。ユーザーがRebro2020の設定値のままで、SP1を利用すると、管の厚みが管材によって変わるため、折り返し長さが変わります。

ご使用の加工機械等に、この変更による影響が懸念されるようでしたら、設定値の見直しをお願いいたします。

なお、今までの設定値を切り替えて利用できるよう、現在対応に向けた作業を進めております。

 

図面ファイルの取り扱いについて

SP1で下位バージョンの図面を上書き保存するとSP1形式ファイルとなり、Rebro2020を含む下位バージョンでは開けなくなります(SP1で仕様変更)のでご注意ください。

現状の課題解決までは、バージョンを揃えてご利用いただくなどの対策をお願いいたします。

万が一、上書き保存してしまった場合、旧バージョンの図面は上書き保存時に[設定]-[ファイル]-[自動保存の設定]で定めたフォルダに自動保存されていますので、必要に応じて復旧するなどしてご利用ください。


なお、Rebro2020で作図した図面をSP1で開いた場合、図面を維持するため、フランジの位置・管の長さは変わりません。

しかし、SP1で新しく作図した図面は、管の厚みを考慮した仕様で作図するため、Rebro2020で作図した図面とは異なりますのでご注意ください。


ご不明な点がございましたら、お気軽に担当営業またはサポートまでご相談ください。

一部のユーザー様にはご迷惑をお掛けすることとなり大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。