ロングパスを有効にする
原因
Windows APIでは、パスの最大長(MAX_PATH)が 260文字と定義されています。260文字を超えた場合、保存や読み込みができません。
対処法
260文字を超えるパスを有効にする場合、Windowsの仕組み上、レジストリを変更する必要があります。
※レジストリはWindowsのシステムになります。変更はシステム担当者と相談の上、ユーザーご自身の判断でお願いいたします。
ロングパスの有効/無効を切り替えるレジストリファイル
2つのレジストリファイルがあります。
・ロングパスを有効にする場合、「SetLongPathEnabled.reg」を実行します。
・ロングパスを無効にする場合、「ResetLongPathEnabled.reg」を実行します。
上記レジストリファイルを使用しない場合の手順
1.Windows の[スタート]メニューで、「REGEDIT」と入力します。
2.[レジストリエディター]を選択します。
3.レジストリエディターで、以下のフォルダを開きます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem
4.「LongPathsEnabled」という名前のファイルをダブルクリックし、[DWORD値の編集ダイアログ]を開きます。
※「LongPathsEnabled」が無い場合は後述のA~Dの手順を行ってください。
5.値に「1」を入力し、OKでダイアログを閉じます。

※「LongPathsEnabled」が無い場合
A.[FileSystem]フォルダを選択した状態で、空白部分を右クリックし、[新規作成]を選択します。
B.[DWORD (32 ビット)値]を選択します。
C.作成したキーを右クリックし、[名前変更]を選択します。
D.名前を「LongPathsEnabled」に変更します。
